ダイビングのCライセンス取得。

大学時代に何度か体験のスキューバダイビングをしてみて、海の中の楽しさを教わった。

僕自身泳ぎがそこまで得意ではなく、幼少期になぜ水泳を習わなかったのか後悔することも多々あった。

そんな僕でも酸素があれば魚のように泳ぐことができるのは素敵だなぁと。

大学時代の親友はライセンスを持っていて、取ったほうがいいとしきりに勧めてきたが、その時は体験で十分だと思っていた。

 

それから社会人になってダイビングが趣味の年上の仕事仲間に出会い、仲のいいショップでライセンスを取らないかとの誘いを受けた。

ダイビングのライセンス持ってたらなんかかっこいいなぁ。

 

前日の夜中に社内の先輩と業界仲間の5人で出発。

記録的な大雨が九州北部を襲うなか、行くのがおっくうになるほど雨に打たれ、かなり萎え気味だった。

しかし、年上の企画人が是が非でも行くというオーラを放っておりそんなことは口にできるはずもなかった。

 

早朝に着いたその場所は、鹿児島県の市内にあるSBというショップ。

オーナーもスタッフも優しくて、ストレートな物言いがとても気に入った。

リピーターへのサプライズなども毎日のようにやっているらしく、あったかいなと思った。

 

不思議なものであれだけ直前に雨が降っていたのに、ついてみれば波は少々立つものの、ダイビングには少しも影響なかった。

やはりいってみなければわからないもの。

 

3年ぶりのダイビングということでボンベの重さに苦しみながらも感覚はしっかり残っていたので、正直どの講習も余裕だった。

機材のセッティングから装着、マスクやレギュレーターのクリア、緊急浮上など。

中性浮遊だけはできるもののまだ感覚として上手くなっていきたいと思った。

 

まさかこんなふうに思うことになるとは思わなかったけど、緊急時の対応やダイビングにおけるバディーを気遣うスキルを学んで、海に潜る奥深さを強く感じた。

限られた空気の中で助け合い、日常では出会えない感動を共有することで、絆は深まるし、人生においてかけがえのない時間を過ごすことができる。

 

今回はボートダイビングはなかったが、ビーチダイビングで綺麗なウミウシや魚と戯れる時間が個人的には気に入った。今の彼女と潜れたらいいなと何度も考えた。

 

今回取得したオープンウォーターは水深が約20mくらいまで、洞窟などは慣れるまで控えること。

1日2万円というのは少なくない出費だけど、年に1,2回は潜りたいなぁ。。。