今読んでいる宇野さんの本について。

僕は宇野さんをYouTubeのプレゼンで知った。

自らをオタクだと発言し、なんとなく面白い人だなと思ってみていたら、サブカルチャーとこれからの日本に火をつけるには「面白さ」がなければいけないと提言する宇野さんにひどく魅せられてしまった。

 

その後ちょうどよく「新しい地図の見つけ方」を見つけたので迷わず借りた。

 

本は読んだほうがいいと思っていたけど、それが漠然としすぎて何のために何を読んだらいいんだろうとよく考えることがあったが、宇野さんの意見ですぐにそれは晴れた。

・自分の知らない世界のことについて知りたい、他人の頭の中を覗いてみたい、ぼんやりと考えている面白さや幸福、あるいは憤りや悲しみの正体について知りたい。そんな欲望のはけ口として本はあるのだ。

 

インターネットの本来の意味はこれまでのマスメディアの作る社会にはなかった自由の文化空間を生むこと。

現実社会では身内で固まってだらだら酒を飲みながら仕事の愚痴をこぼすような人間関係しかないが、インターネットでは世界中の面識のない人とも一瞬で出会えるという魅力がある。

目からウロコだったのは、SNSムラ社会化しているということだった。新しい人と繋がることで広がる自分の世界を、知っている人と繋がるが前提のフェイスブック、LINEのSNSは閉ざしている。高校生の間ではツイッターもクラスや友達と繋がるためにあると思い込んでいるらしいし、自分もかつてそうだった。それは承認欲求を満たされたいためだけであり、現実世界での小さなネットワークをインターネットという仮想世界で満たしているに過ぎないのだ。つまり先述したインターネット本来の力を発揮していないのである。

 

目からウロコパート2がハーバード大学の学生の本の読み方。

ハーバードでは自分のモチベーションを高めるために、勉強のために本を読むなら、

なぜ自分はこの本を読むのかを真剣に考えて、うわースッゲー読みてーとなるまでモチベーションを高めて読むそうだ。これによりあっという間に読めて身につく。

 

確かに漠然と読むよりも何のためかわかっていたほうが目的に向かうぶん早く知識を得られるしモチベーションも保てそう!!

 

豆知識

・戦国時代の農民は一生かけて手に入れられる情報量が週刊誌2冊程度だったそうだ。

・訳知り:自分ではなにも生まないけれど人には認められたいこと。または人。物知りと対義語的に使われる。

 

インターネットを使ってこれまで出会えなかった面白い「現実」を探してそれを知ること、実際に足を運ぶことが自分の世界を広げるコツ。インターネットと現実をうまく活用していくことが大切なんだと語っている。

 

インターネットの普及により映像や音声、情報は供給過剰になるとともに質も落ちた。

その中で正しい(活用する価値のある)ものを取捨選択していく必要がある。

確かに調べ物をしてもすぐにほしい情報にたどり着けないことがあるなぁ。

 

とまぁ途中まで読んでの感想というか学びというかメモというか(笑)。

ほんとまとまりがなくて文章力ないよなぁ(笑)。