達成会飲み

今日はAさんの施策における達成会。僕は接待される側。

件数ランキング2位となり、御呼ばれにあったわけだが、飲み会に入るまでに小さないざこざがある。

それはランキング2位になり、呼ばれるはずの達成会のメンバーの中に僕がいなかったこと。

そしてその幹事を務めるのが僕の中で苦手なUさんだったこと。

もしかしてこの人はわざとはぶいているのか?と疑いつつ、そっちがそのつもりならこちらもそれ相応の対応で臨もうと、知ってはいつつも強い気持ちで日々を過ごしていた。

今日この日を迎えるまで、他人の気持ちを考えているならば例え故意ではなかったにせよ仲間の成功をないがしろにするような男にはなるまいと強く心に刻んでいた。

僕はこんな思いをしているが、これから入ってくる後輩たちにはこんな思いをさせたくはない。

 

と思っていたら昨日の上長の一言で急遽僕もその達成会に参加することに。

Uさんは開き直っており、「え?いたっけ?」とこの調子だ。

僕は自意識過剰というか被害妄想というかとにかく腑に落ちないものを抱えることになった。

 

とまぁここまで愚痴が多かったかもしれないが、今日の飲み会は本当に実のあるものだった。

 

支店長に普段言えない、事故での支店長の対応が本当に嬉しかったこと、プレゼンで失敗してしまいこれからは前向きに取り組むことを面と向かって言えたこと。

 

Uさんは人としてはまだ受け入れられないが、

・先輩として質問したときの対応は本当に真似したいと自分が思っていることに気づけたこと、

・なんでも得意先のいいなりになるのではなく、自分の持分のAではこれ以上値引きできないが、他社のいれているものであれば得意先のメリットになる行動がとれるかもしれないという交渉術

・自分がやりたいかやりたくないかではなく、上長のために、この人のために目標を達成するんだという強い気持ちがあること

 

僕は器が小さいのか、この人を受け入れることはまだできていないが(他人なのだから受け入れ理解することなどできないものかもしれない)、良いところはたくさんあるし女性や得意先から受け入れられていることも納得できた。

 

そして新たな出会いもあった。A会社のNさん。この人はマネージャーという立場にありながら僕たちと同じ目線で話すことができる雰囲気のやわらかい人。でも仕事には情熱がこもっていて、話によると対会社として利益に大きく関与している重要人物だった。

Nさんには人を見る目があった。この人のこういうところを見習うといいとUさんの良いところを話の中から瞬時に見つけていた。

アドバイスをくれた内容は、先輩にアドバイスを求めるときにストーリー仕立てで説明したうえでダメなところをきくというものだ。

 

自分はこう思って(考えて)こういうふうに行動した結果こうだった。

自分は何がだめだったのか。

 

こういうふうに説明するとより実のある答えが返ってくるそうだ。

Nさんとの出会いは僕のこれからをもしかしたら大きな流れに導いてくれるかもしれない。

 

間接的にUさんは僕にいった。

後輩から昨日こんな○○があったんですよーとボケのようにプライベートを話すほうが先輩としては突っ込みやすいし、関わりやすいと。

 

つまり今の僕は関わりにくいということだ。

そう教えてくれたのなら少しずつ変わっていけばいい。

長い目で見てこの人と一緒に仕事ができてよかったと思えるようにどう行動すべきかを考えていけばいい。